日本縦断2日目。
1日目はこちら
3月17日
朝8:30にホテル発。スプーンをもらい忘れたのでセコマに行って獲得した。
駅に行くと、おおー。イオンの大きさに驚き。
(右側に巨大なイオンモール)
そうそう、これこれ。
旭川の駅はなかなかきれい。多分道内でトップクラスに位置する。
広々としていて明るい!
旭山動物園はまたの機会に。
さて、9:00発の特急ライラックに乗車。
旭川9:00→札幌10:25
指定席の乗車率は約10%。
トクだ値50で購入したのでとても安く移動できた。
パンとヨーグルトと相方にもらった燻製たまご(あまり健康的ではないがご愛嬌)
途中は銀世界が広がっており、日差しと相まってとても外が明るく見えた。
岩見沢を過ぎると市街地の景色に代わる。
札幌に到着。相方は時計台を観に行ったが、その間に私は大丸の中を散策していた。
相方の撮った時計台
JR北海道のエース駅
人の賑わいも今までとかなり違う
圧倒された
きれい。(コメントが薄っぺらくなってしまった)
その後相方と合流し、駅弁を購入。私は石狩鮭いくら弁当?を購入した。
相方は牛めし弁当。
野菜もあっていいですね
本当はもっと札幌にいてジンギスカンとかいろいろ食べたかったが、「余裕」という2文字は存在しないので泣く泣く次を目指すことに。
札幌11:00→南千歳11:33
今回はブルジョw、少しでもゆとりを持てるように課金できるところは課金するようにした。そのため、ここでUシートと呼ばれる指定席に乗ることにした。プラス530円だった気がする。
リクライニングもあって快適〜
本当は千歳での乗り換えが便利だが、ケチな私は一駅でも長く指定席にいたいと思い、結局南千歳まで行った。
乗車率は40%ほど。
ちなみに学生らしく?、乗車中はきちんと勉強していましたよ!
その後南千歳で11:42発の苫小牧行きに乗り換え。
千歳線 普通 苫小牧行き
南千歳11:42→苫小牧12:03
今回初のオールロングシート車両での移動をした。
スマホをいじる間に苫小牧につき、30分の乗り継ぎ時間をどうしようか考えた挙句、駅につながっているメガドンキ、書店で時間を潰した。
余談だが、私は駅併設の書店が好きだ。正確にはそこにある赤本(大学受験の過去問集)をみるのが好きだ。なかなか変態だと思われるかもしれない、いや、思われているだろう。だが説明させて欲しい。ここではローカル度を測ることができる。地方都市ではどの大学を志望する学生が多いのかが大体わかるのだ。
ちなみに苫小牧はやはり、小樽商科大学、室蘭工業大学、帯広畜産大学など、地元の大学が多く、逆に福澤諭吉が作った某大学の過去問はなかった。まさに需要の多寡がこういったところに反映されているのだろう。
構内は国鉄感あふれる看板であふれており、懐古厨としてはたまらなかった。
まるで職員がきっぷにハサミを入れてくれそう
駅からはもくもく煙の立つ工場群が見えた。
その後、12:32発の室蘭行きに乗ったが、乗車率110%、乗客は多くおり、今回初めて立ち席となった。
室蘭本線 普通 室蘭行き
苫小牧12:32→東室蘭13:45
1両編成ではなく2両でも良くないか?と思ったが、JR北海道の経営状況を考えれば設備投資できないのはやむをえまい。
白老駅。アイヌ民族との共生を目指す施設、「ウポポイ」の最寄駅だったっけ?
温泉で有名な登別で多くの乗客が下りたため、やっと席にありつくことができた。
登別駅
駅では時間があったので、得意の駅舎撮影や駅前の観察に行った。
がおーー(たぶん違う)
カップルが2人仲良く写真を撮っていたのでその場から退くこととした。
このような時には立場相応の振る舞いが求められる。
その後東室蘭で13:52発の長万部行きに乗り換えたが、わずか7分でかつまた1両編成だった。そのため、今度は席にあぶれまいと、大垣ダッシュの6割くらいのスピードで移動した結果、なんとか席は確保した。
またこの列車
しかし、乗車率120%、車内が混んでいたこともあり、札幌で購入した駅弁が陽を浴びるには、北舟岡駅まで待たなければいけなかった。
北舟岡駅
日の高さと相まって北の海ときれいな感じ。
ホームと海
この駅は4分の待ち時間があるし、何といってもすぐそこに海岸線が迫っていることから写真を撮りに多くの乗客が車外に出た。そこで空いた席にありがたく座らせてもらい、眺望を楽しむこととした。
海岸線を見ながらいただく鮭いくら弁当は格別。
断崖絶壁。
やはり有名な無人駅ということで張り紙が多い。
ここに置いていかれたらとても心細い・・・
鉄分多めな移動ということもあり、この時点でとても満足な行程になった。
15:32に長万部についた。
駅構内の待合室が混んでいたこと、暖房が効きすぎて空気がよどんでいたこともあり、近くを散策した。
暖かいけど頭が痛くなってきたので外に出る
インフォまんべ。誰もいなかった。
そしてなぜかツルハドラッグに漂着した。
ここでは特に何もせずにブラブラ。要するに長万部は何もなi 、閑静な所に立地していることがおわかりいただけただろう。
新幹線はどうなんですかね
その後長万部からついに念願のキハ40に乗車。16:15発函館行きである。
函館本線 普通 函館行き
長万部16:15→函館19:20
ほぼ直角のボックスシート
ディーゼルだが、つい3日前に投入されたH-100系と比べて空気が悪いしうるさいし揺れるし熱いし・・・それでもやっぱり「国鉄の香り」がするだけあってどこか憎めないものである。
ただ、暖かすぎたため、強烈な眠気という現代人にとっての天敵には勝ることができなかった。
気が付けば森に到着しており驚いたが、やはり海岸線が近く面白い。
雪原と海岸線
森駅
函館方面を望む
長万部方面を望む
曇りにもかかわらず自然が活かされた景色。
すばらしい。
時間があったので降りて駅舎を撮ってみた。
駅前はこんな感じ。
北海道はこういう待合室が多い。中はとても暖かい。
ホームがクラシックな感じでよい。
列車は森で分岐して函館を目指す。
我々は遠回りルート。ここから先は意識が朦朧としておりあまり写真を撮っていなかった。
東森駅。ホームがダート。
新函館北斗に到着!とても近代的なきれいな駅。写真はあまり撮れなかったけど。
函館に着く前に、キハ40の車内コレクション
昔はこういう車両が多かったのだろう。古い時代に想いを馳せながら列車は鉄路を進む。
そしてついに!!!
(北から)はるばるきたぜ、函館へ!!!
稚内から727.7km。北海道はやはりデカかった。
といってもまだこれだけだけどね笑
函館に着いた感慨に浸る間もなく、100万ドルの夜景を手に入れるため、タクシーで函館山ロープウェイに向かう。最終に間に合うかどうか。
タクシーの運転手さんが近道を行ってくれたことで、何とか間に合った。
ちなみに、私は高いところとぬるいビールだけはどうしても体が受け付けないのだが、相方の強い要望を受けて、しぶしb両手を挙げて同行した。
ロープウェイはインバウンドの観光客がいないこともあり、ガラガラ。地元の常連らしい人も「こんな特等席で見れるなんてすごい時代だ」と言っていた。
ロープウェイ乗り場
はたして上へ行ってみると・・・
これが100万ドルの夜景!とてもきれい、息をのむ、stunning・・・
港のくびれ具合(どんな言葉遣いしてるんだこいつ・・・)が最高。
これでもあまり光は多くないらしいのだが、このくらいの方が落ち着いていて好きだ。
最終のロープウェイが迫っていたのですぐに帰りのロープウェイに乗り込む。
なお、函館山ロープウェイにはFMラジオ局が併設されているのだが、そこでオンエアされていた、♪春よ来いと、卒業を控えた自分の心情を重ね合わせて勝手に感傷的な気持ちになっていた。
正直睡眠時間が短くてテンションおかしかったんですよね^_^
教会など外国人関係の建物が多く並ぶ
見張り台みたいなものなのかな?
路面電車で函館に向かう。交通の便が良い。
新しい車両
函館駅前。モダンな感じ。
何か食べられればいいと思っていたが、空いているお店はなかったので駅前のローソンで調達することとした。
ちなみに駅ナカという駅併設のフードコートみたいなところ。
摩周丸(比較的うまく撮れた写真はこれだけ)
函館駅0キロポスト。
夜の函館は上からだけでなくそのままでも美しかった。
本州目指してここから青函連絡船に乗る人もたくさんいた。
北海道の玄関。
道南いさりび鉄道の車両も撮れました。
ここからまた移動です。
北海道から本州へは北海道新幹線も通っているが、アクセスがあまりよくないのと、国鉄時代の青函連絡船のような気分味わいたいという謎な理由で船を選ぶことに。
函館21:18→五稜郭21:22
五稜郭着。実際の五稜郭はここからまあまあ距離のあるところにあるため、今回は断念。また行きたいです。
五稜郭駅構内。
ここからタクシーを使ってフェリーターミナルへ、と言うところだが、偏屈な私はただでは乗らない。
そう、函館、いや北海道名物のやきとり弁当を獲得するためハセガワストアによることにした。
フェリーターミナルには2時間前につき暇すぎて死にそうだった。まずやきとり弁当を食べたが、とてもおいしい。これがワンコインで食べられるなんてと幸せな気持ちになった。
ちなみに「やきとり」だが鶏肉ではなく豚肉である。
メニュー
ふたを開けてみると・・・
これはおいしかった!
ターミナルはガラガラで同年代の男女が10人ほどいるだけだった。
とてもきれいなターミナルです。
人は全然いませんでした。
これからこれに乗ります。
ボーディングブリッジ。さよなら北海道。
乗船率5%未満。ガラガラ。
ホテルみたいなエントランス。
私が予約したビューシートでは、リクライニングは倒れるが脚が床に落ちるので寝づらく、結局ほぼオールの状態になってしまった。
こんな感じになります。
スタンダードと呼ばれる雑魚寝ゾーンが混んでることを危惧していた。しかし、実際には下のように部屋全体が空いているところもあり、戦略ミスが露呈してしまった。
優先席もあってとても乗客に優しい。
カフェテリアも誰もいない。まあみんな寝るよな。
スロットとかわかりません。
出航と同時に入ったので誰もいなかった。とてもきれいでよかったです。
フェリーは偉大
写真にもある通り、船内はとてもきれいで衛生面も安心して使える。
あまり眠れなかったが、シャワーがとてもきれいだったのでよかったとしよう。
では3日目に。